【著者紹介】 |
文:ラリー・デーン・ブリマー(Larry Dane Brimner) |
1949年、アメリカ、フロリダ州セイント・ピーターズバーグに生まれる。サンディエゴ州立大学で英文学を学んだ後、教師になる。教師をするかたわら、大人向けのノンフィクションを書いていたが、子どもの本に興味を持ち、1984年、教師を辞め、執筆活動に専念。しかし、その後、1992年までサンディエゴ州立大学の教壇に立つことになる。ブリマーの子どもの本のデビュー作は、『Country
Bear's Good Neighbor』(1988年)で、現在まで100冊近くの子どもの本を発表している。 |
絵:ホセ・アルエゴとアリアンヌ・デューイ(Jose Arue´go,Ariane Dewey) |
アルエゴは、1932年、フィリピン、マニラに生まれる。父の影響で、大学で法律を勉強するが、後にイラストレーターの道を選ぶ。1950年、パーソンズ・デザイン学校に入学するため、ニューヨークへ移住。アメリカ、イリノイ州シカゴ生まれのデューイは、9歳のころから絵を習い始め、サラ・ローレンス大学で絵画を学んだ後、教科書の美術編集者になる。その後、二人はニューヨークで出会い、結婚。二人で仕事をすることが多い彼らは、アルエゴが絵を描き、デューイが色を塗るという役割分担をしている。日本では、『おそざきのレオ』(小社刊)、『オリバーくん』(ほるぷ出版)、『ラン
パン パン』(評論社)などが紹介されている。
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訳:間崎ルリ子(まさき るりこ) |
1937年、長崎市に生まれる。慶応義塾大学図書館学科卒業後、ボストンのシモンズ・カレッジの大学院で図書館学を学び、その後、ニューヨーク公共図書館児童室に勤務。帰国後、アメリカンスクールの図書館に勤務し、1968年、神戸市で家庭文庫「鴨の子文庫」を開く。財団法人東京子ども図書館理事。訳書に、エッツ『もりのなか』、ポター『こぶたのピグリン・ブランドのおはなし』(以上、福音館書店)、マックロスキー『ハーモニカのめいじんレンティル』(国土社)、マリノ「くんちゃん」シリーズ(ペンギン社)など多数。 |