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村上春樹の翻訳えほん

おおきな木

シェル・シルヴァスタイン 作/村上春樹
おおきな木
試し読み
  定価(本体1,200円+税)
サイズ: 23×18cm
ページ数: 57頁
ISBN: 978-4-7515-2540-1
NDC: 933
初版: 2010年9月
対象: 小学校低学年〜
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いつでもそこにある木。成長し、変わっていく少年。それでも木は、少年に惜しみない愛を与え続けた・・・何度でも読み返したい、シルヴァスタインのロングセラー絵本。

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「あなたはこの木に似ているかもしれません。
あなたはこの少年に似ているかもしれません。
それともひょっとして、両方に似ているかもしれません。
あなたは木であり、また少年であるかもしれません。
あなたがこの物語の中に何を感じるかは、もちろんあなたの自由です。
それをあえて言葉にする必要もありません。
そのために物語というものがあるのです。
物語は人の心を映す自然の鏡のようなものなのです。」
(村上春樹/訳者あとがきより)


【書評】    
メディア名 日付 コメントなど
読売KODOMO新聞 2023年6月29日 “読む人の立場や年齢によって感じることが変わってくるはず。ぜひ何度も読んでみて”
東京新聞 2023年5月8日 「筆洗」で紹介されました。
朝日新聞 2022年4月25日 “寓話特有の曖昧さが、村上春樹さんの翻訳を得て、社会への豊かな問いかけの源に。”
朝日新聞 2022年1月6日 “与える、めぐる 生も社会も。支える喜び そしてきっと切なさも”
読売新聞 2020年9月13日 “無償の贈与、無償の愛がせつなくも心を打つ”
朝日新聞 2014年12月6日 "自分に寄り添ってくれる人を思い浮かべながら読むと胸がつまります。"
読売新聞「本のソムリエ」   2013年10月20日 「子育て中に読むものを」との読者の方のお手紙に、嵐山光三郎さんが紹介してくださいました。
朝日新聞 2013年7月21日 「思い出す本忘れない本」のコーナーで、女優の斉藤由貴さんが紹介して下さいました。
“変化は決して留められない。今手元に存在してくれる我が子らに無償の忠節を尽くさねば嘘だ。そんな事を教えてくれる本だと思う。”


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