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おにいちゃんの歌は、せかいいち!

ウルフ・ニルソン 文/エヴァ・エリクソン 絵/菱木晃子
おにいちゃんの歌は、せかいいち!
  定価(本体1,200円+税)
サイズ: 26.2×19.6cm
ページ数: 32頁
ISBN: 978-4-7515-2696-5
NDC: 949
初版: 2012年11月
対象: 小学校低学年
品切れ
恥ずかしがりやのおにいちゃんと、むじゃきな弟の心あたたまる絵本です。
家の中では元気いっぱい、おかしな歌を楽しくうたっているのに、
みんなの前でうたうのはイヤなおにいちゃん。
1年生になって、学芸会で音楽劇をすることになってしまいました。
先生は、そんなおにいちゃんにぴったりの役をくれました。
それは、おしまいの言葉を言うモグラの役。
春の歌が全部終わったら、冬眠からさめたモグラがこう言うのです。
「とてもかわいい歌でした。これでおしまい」
だけど、やっぱり恥ずかしくて……。
どきどきしている子をあたたかく見守る先生、家族、そして兄弟。
「きっとできる」「きっとうまくいく」という言葉のすばらしさに
あらためて気づかされる1冊です。

イラストイラスト


【著者紹介】

文:ウルフ・ニルソン(Ulf Nilsson)
1948年、スウェーデンに生まれる。
図書館司書、教師、記者を経て、1981年から作家活動に専念。ニルス・ホルゲション賞、アウグスト賞などを受賞。
著書に『おにいちゃんがいるからね』(徳間書店)、『ぼくのかわいいおさるちゃん』(岩波書店)、『みどりの谷のネズミしょうぼうたい』(BL出版)など。

絵:エヴァ・エリクソン(Eva Eriksson)
1949年、スウェーデンに生まれる。
イラストレーター、絵本作家。
作品に『パパは宇宙をみせてくれた』、『ぱぱはジョニーっていうんだ』(ともにBL出版)、『ちいさないえがありました』(小峰書店)など。

訳:菱木 晃子(ひしき あきこ)
1960年、東京に生まれる。慶應義塾大学卒業。北欧の児童書を中心に翻訳を多数手がける。
訳書に 「ニルスが出会った物語」シリーズ(福音館書店)、「セーラとペッカ」シリーズ(偕成社)、『おじいちゃんがおばけになったわけ』(あすなろ書房)など。2009年、スウェーデン王国より北極星勲章受章。



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