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定価(本体1,400円+税) |
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判型: |
四六判 |
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ページ数: |
264頁 |
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ISBN: |
978-4-7515-2872-3 |
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NDC: |
933 |
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初版: |
2017年10月 |
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対象: |
中学生 |
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デリケートな問題を扱いながらも楽しく読める、ユニークな青春小説です。 だれだって、自分の好きな服を着ているほうが、気分のよいものです。 中学生になったリヴの最初の関門は、制服でした。 いつもズボンをはいていたのに、中学校の制服は、スカート。校則だからとあきらめて、はじめはスカートをはいて通学していたものの、やっぱり無理! 大体、多くの女性がズボンをはいて暮らすこの時代に、なぜスカートを強制されなくてはいけないのか、リヴは疑問に思い、 制服改革をめざし、声をあげます。 最初は、クラスメイトに意地悪をされたり、親友のメイジーと気まずくなったりと、前途多難。 でも、リヴにはどうしてもこのプロジェクトをやりとげなくてはいけない理由、それも、人には言えない大きな理由があったのです。 孤軍奮闘するうち、隣の席のジェイコブと親しくなったことをきっかけに、事態は少しずつ好転していきます。また、人気者のジェイコブにも、実は人に言いたくない秘密があったり、リヴのもうひとつの「ちょっと変わったこと」についても、さらっと自然に、過不足なく描かれているところが今日的で、さわやか。
世の中にはさまざまな人がいること、そして多数派も少数派もそれぞれ認めあい、思いやりをもって暮らしていくべきことを教えてくれる、あたたかな物語です。 |
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【書評】 |
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メディア名 |
日付 |
コメントなど |
北海道新聞 |
2019年7月23日 |
「まなびのひろば ぐんぐん」で紹介されました。“個性や、自分がどうあるべきかを考えさせてくれる青春小説” |
北海道新聞 |
2018年12月11日 |
「図書館発!おすすめ本箱」で紹介されました。 “身近な誰かもLGBTのような人に言いにくい秘密を持っている可能性に気づける作品” |
北海道新聞 |
2018年1月28日 |
「親と子サンデー ほん」で紹介されました。 “友情っていいな、家族っていいなと素直に感じられる作品。「自分らしくあること」をがまんしている人が、身近にもいるかもしれないことに気づいてもらえたら。” |
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