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定価(本体1,200円+税) |
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判型: |
四六判 |
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ページ数: |
96頁 |
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ISBN: |
978-4-7515-2874-7 |
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NDC: |
933 |
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初版: |
2017年11月 |
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対象: |
小学校高学年〜 |
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12歳の少年ニッケルと、その妹フローラは、吹雪の中で迷子になってしまいます。 雪で車が動かなくなり、おかあさんは助けを呼びにいったきり、もどらないのです。 夕暮れどき、途方にくれる二人を助けたのは、詩人の犬テディでした。 二人と一ぴきは、力をあわせ、この難局をのりきろうとするのですが……。 最初はおびえていた幼い兄妹も、なぜテディが森の中の一軒家でひとりぼっちでいるのか、気になりはじめます。その気配を察し、テディがぽつりぽつりと語るのは、詩人のシルバンさんのこと。そこにあったのはたくさんの「物語」、 それは同時にテディがどうやって人の言葉をおぼえたのかという物語、 そして胸がつぶれるような喪失の物語でもありました。
<出版社からの一言> ちいさき者たちが、不安と恐怖を抱えながら、お互いに相手を思いやり、行く末を案じる姿が、胸を打ちます。 さらっと読める、96ページというほどよいボリュームに、言葉と文学のチカラがぎゅっとつまった美しい物語です。 |
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【書評】 |
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メディア名 |
日付 |
コメントなど |
朝日小学生新聞 |
2023年12月14日 |
「朝小図書室」テーマ〈雪をふみしめて〉で紹介されました。 |
北海道新聞 |
2017年12月24日 |
「親と子サンデー ほん」で紹介されました。 “テディが宝石に出会う結末に心がふるえる” |
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