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教室で読みたい本〔中学生向き〕

笑う化石の謎

ピッパ・グッドハート 著/千葉茂樹
笑う化石の謎
  定価(本体1,500円+税)
判型: 四六判
ページ数: 288頁
ISBN: 978-4-7515-2876-1
NDC: 933
初版: 2017年11月
対象: 中学生
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ケンブリッジ郊外のグランチェスター村に暮らすビルは、13歳。
こののどかな村の地下深くに良質な肥料「コプロライト」が眠っていることがわかり、村はにわかに活気づくが、それは同時に、思いもかけないできごとを引き起こし・・・。

ビルは優等生ではないものの、するどい観察眼をもつ賢い少年。
失業の危機に陥った父を助けるために尽力するが、なかなかうまくいかず、病弱な母とのあいだに悲しい心の行き違いもあり、孤立していく。
そんな彼の前にあらわれた「笑う化石」。
世紀の発見に違いないと確信したビルは、この化石をひそかに掘り出そうとするが・・・。


<出版社からのコメント>
きびしい状況に屈することなく、すべてをかけて謎に挑むビルの姿が胸をうちます。また、ぶつかりあいながらも、ピンチのときには手をさしのべ、よき相棒となる友人アルフの存在も印象的!
化石の謎だけでなく、全編をおもたい雲のようにおおう家族の秘密が少しずつ明かされていくのも、読者を飽きさせません。
19世紀後半に生きた、名もなき人々をいきいきと描いた物語です。

【書評】    
メディア名 日付 コメントなど
北海道新聞 2018年2月25日 「親と子サンデー ほん」で紹介されました。
“ミステリーと、現代にもつながるふへんせいが交差して、引きこまれます。”
読売新聞 2018年1月20日 「KODOMOサタデー」で紹介されました。
"化石をめぐる少年の冒険"


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