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定価(本体1,400円+税) |
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サイズ: |
18.7×15.8cm |
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ページ数: |
64頁 |
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ISBN: |
978-4-7515-2933-1 |
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NDC: |
933 |
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初版: |
2018年10月 |
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対象: |
小学校高学年 |
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12歳の少年ソロモンは、いつもひとりぼっち。学校になじめず、父さんとはゆっくり話をする時間もありません。
ある日、白いキツネが波止場にいると聞き、ソロモンは興味をもちます。 本来、アラスカの森にいるはずの野生動物が、なぜシアトルのような都会にいるのか? そぐわない場所で孤独に生きるふしぎなキツネに、自分を重ねあわせたソロモンは、少しずつ白いキツネとの距離をちぢめていきますが、そんな矢先、キツネはわなにかかってしまいます。 さて、白いキツネの運命は……?
10年もの間、悲しみの檻にとじこめられて身動きができなくなっていた家族が、白いキツネの出現をきっかけに、はじめて正面から向き合います。 そして、北の森に封印されていた母の足跡が明かされていくのですが……。
大切な人を亡くしても、残された者は生きていかなくてはいけません。 悲しい気持ちを抱きしめ、新たな一歩をふみだすチカラをくれる物語です。
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