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すべては救済のために デニ・ムクウェゲ自伝

デニ・ムクウェゲ 著/加藤かおり
すべては救済のために デニ・ムクウェゲ自伝
  定価(本体1,600円+税)
判型: 四六判
ページ数: 296頁
ISBN: 978-4-7515-2935-5
NDC: 956
初版: 2019年4月
対象: 一般
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「完全に元通りにして下さいとは言いません。でも、せめてもう一度女性に見えるようにして下さい。私には大事なことなんです。先生、どうかお願いします!」
—手術の前に、何度そんなふうに懇願されたことか。

コンゴ民主共和国では、レイプは住民を服従させる手段として組織的に用いられている。もちろん民兵は村々を焼き払い、住民を殺している。だが、彼らの最大の武器は性暴力だ。

彼女たちが誇りを取り戻し、それを通じて国民全体も誇りを取り戻せるように。その日が来るまで私は闘う。

たとえ人生を危険にさらしても。
その日が来るのを見届けること。
それが私の何よりの願いだ。

2018年ノーベル平和賞受賞 世界を動かした医師の告発!

【各紙書評掲載!】
朝日新聞(5/18)(いとうせいこう氏・評)
福島民友、北國新聞(5/25)
岩手日報、秋田さきがけ、北日本新聞、高知新聞、南日本新聞、琉球新報(5/26)
沖縄タイムス(6/1)
新潟日報、日本海新聞、信濃毎日新聞、山梨日日新聞、京都新聞、神戸新聞、山陽新聞、徳島新聞、愛媛新聞、宮崎日日新聞(6/2)(以上、千早茜氏・評)
東京新聞、中日新聞(6/2)(秋山千佳氏・評)
北海道新聞(6/9)(最相葉月氏・評)
長崎新聞、山形新聞、河北新報、四国新聞(6/9)(千早茜氏・評)
日本経済新聞(6/15)(峯陽一氏・評)
西日本新聞(6/15)(秋山千佳氏・評)
佐賀新聞、東奥日報(6/16)(千早茜氏・評)
神奈川新聞(6/23)(千早茜氏・評)

【書評】    
メディア名 日付 コメントなど
毎日新聞 2019年7月3日 「BOOK WATCHING」で紹介されました。
日本経済新聞 2019年6月15日 “性暴力の被害者に寄り添う”
北海道新聞 2019年6月9日 「読書ナビ 鳥の目虫の目」で最相葉月さんが紹介してくださいました。
“紛争下「武器」となる性暴力”
東京新聞 2019年6月2日 “性暴力 命懸け闘う医師。人は限りなく愚かにも、尊くも生きることができる存在だと彼の歩みが示している。”
朝日新聞 2019年5月18日 「読書面・書評」で作家のいとうせいこうさんが紹介してくださいました。
“知ることはそれだけでも力。弱い命を救う、医は今も仁術。”


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