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「知」の絵本シリーズ

あるヘラジカの物語

星野道夫 原案/鈴木まもる 絵と文
あるヘラジカの物語
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  定価(本体1,500円+税)
サイズ: 25.6×27.5cm
ページ数: 32頁
ISBN: 978-4-7515-2967-6
NDC: 913
初版: 2020年9月
対象: 小学校中学年
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「第2回親子で読んでほしい絵本大賞」の大賞を受賞!

星野道夫が遺した1枚の写真から生まれた物語。

アラスカのデナリの山のふもとで、1頭のオスのヘラジカがたくさんのメスと暮らしていた。
ある日、この群れによそ者の1頭のオスが近づいてきた。
メスたちを自分のものにしようと思っているのだ。
群れをひきいるオスは、よそ者に向かっていった。

オスどうしの激しい戦いが始まった。
2頭は、何度も体当たりをし、角をぶつけあった。
オスのヘラジカは体重が800キロもある。
ぶつかったら車だってひっくりかえる。

戦いは、長い時間続いた。

ガキ!
大きな角と角がぶつかってからまった。そしてはずれなくなった。
2頭は戦い続けるしかない……。

多くの野生動物の姿を写真におさめた星野道夫は、1996年、事故によって世を去りました。 同じ動物好きとして、星野道夫と親交のあった鈴木まもるはある夜、星野の遺した2頭のヘラジカのふしぎな写真を夢に見て「絵本を創ろう」とひらめき、アラスカに飛びました。そしてできあがったのが、この絵本です。

大自然で暮らす動物たちの壮絶なドラマと、生命のつながりを描いた絵本。

【書評】    
メディア名 日付 コメントなど
TBS 2021年4月13日 「王様のブランチ」にて紹介されました。
読売新聞 2021年1月4日 “死と隣り合わせだからこそ鮮やかな命の輝きを感じさせてくれる絵本”
朝日新聞 2020年11月12日 「天声人語」で紹介されました。
“冬が迫る現地で繰り広げられている命のリレーを想像した”
産経新聞 2020年9月20日 “自然で暮らす動物たちの壮絶なドラマと生命のつながりが描かれている”
毎日新聞 2020年9月19日 “大きな自然の中には、死ぬことと生きることとが関わり合って存在している”
「第2回親子で読んで
ほしい絵本大賞」
「第2回親子で読んでほしい絵本大賞」大賞受賞


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