フェリックスと異界の伝説
エリザベス・ケイ 著/片岡しのぶ 訳/佐竹美保 絵

 
3部作第3巻!
フェリックスと異界の伝説 (3)禁断の呪文
定価 (本体1,900円+税)
判型: A5判
頁数: 432頁
ISBN: 978-4-7515-2363-6
NDC: 933
初版: 2006年3月
異界冒険ファンタジー3部作、完結編!
3巻 禁断の呪文
story ハリー・ポッターを見いだした名物編集者がおくる冒険ファンタジーの3部作、待望の完結編です。南米のとある分水界から、異界に入ってしまったフェリックス。そこは神話や伝説に登場する生き物たちが暮らす世界だった・・・。
異界での2度の大冒険を終え(1・2巻)、ロンドンに戻ったフェリックスは異界から、「魔法のランプ」を持ってきていたことをすっかり忘れていた。ある日、同じクラスの悪ガキ、ライノがうっかりランプの精を呼び出してしまって・・・。

●既刊本のご案内●
3部作第1巻!
フェリックスと異界の伝説 (1)羽根に宿る力
定価 (本体1,700円+税)
判型: A5判
頁数: 392頁
ISBN: 978-4-7515-2361-2
NDC: 933
初版: 2005年3月
1巻 羽根に宿る力
story フェリックスは両親とコスタリカを訪れている。心臓病をわずらうフェリックスにとっては、最後の旅行かもしれない。心配から過保護で口うるさくなる母親、自分の将来…やるせない気持ちを抱えるフェリックスは引き止める両親らをかわして、念願の「大陸分水界」を見にひとり向かう。分水界は想像以上の素晴らしい光景だったが、喜ぶのも束の間、フェリックスは突如持病の発作に見舞われ気を失った。
 目を覚ましたフェリックスは、異界にいた。妖精やトロル、ノーム、ドラゴン、“ワシ+ライオン÷2”な生物…たちが暮らし、子どもたちもあたりまえのように呪文を唱え、「魔法」を使う。だが、様々な生物がいる異界にも、まだ誰も見たことのない伝説の生物がいた。そう、それは「人間」。“科学”を使うとされる架空の存在だ。
 そんな世界に紛れこんだフェリックスを、様々な生物の様々な思惑が取り囲む。仲良くなり、フェリックスの病気を治す術を探すべく共に旅立つ者、捕まえて利用し、ひと儲けしようとたくらむ者…。伝説の生物「人間」であるフェリックスの存在と、彼が持ちこんだ“科学”が、異界の運命を大きく動かそうとしていた!
 なぜフェリックスは異界へ入りこんだのか? 戻る方法とは? その謎に挑む賢き動物「ブラズル」の一家。謎が解けたとき、人間の世界にもまた、大いなる変化が訪れる…。
3部作第2巻!
フェリックスと異界の伝説 (2)世にも危険なパズル
定価 (本体1,900円+税)
判型: A5判
頁数: 472頁
ISBN: 978-4-7515-2362-9
NDC: 933
初版: 2005年7月
2巻 世にも危険なパズル
異界冒険ファンタジー第2部!
story ハリー・ポッターを見いだした名物編集者がおくる冒険ファンタジーの第2部。無事、異界から人間界へと戻ったフェリックス。だが、分水界をこえて人間界へと入ったのはフェリックスだけではなかった…! 異界の悪玉、“スネークウィード”によって、人間界に絶体絶命の危機が!!
全てが石へと変わりゆく。そしてフェリックスの家族も…。石化解除の魔法を知る人物とは、いったい…? 再びフェリックスの異界の旅が始まる!
 
 
はじめてこの作品を読んだとき、私はゾクゾクしてしまいました。
先がどうなるのか、まったく予測がつかず、もう夢中……!!
登場する人物も、不思議な動物たちも、みんなとっても魅力的です。
まったく類まれなファンタジー、どうぞみなさんもフェリックスの冒険をいっしょに楽しんでくださいね。
バリー・カニンガム(原書の担当編集者)
●著者:エリザベス・ケイ(Elizabeth Kay)
1949年、イギリス・サリー州で、ポーランド人の父とイギリス人の母との間に生まれる。ノッティンガム・トレント大学で美術を学ぶ。
2人の娘を育てた後、ラジオ番組のシナリオを書く仕事のかたわら、詩・短編を書きはじめ、いくつかの賞を受賞する。
本書は初めての長編作品。
2004年、イギリスとアメリカで出版され、ベストセラーとなる。
 

●訳者:片岡しのぶ

和歌山生まれの岩手育ち。国際基督教大学教養学部卒業。
翻訳工房パディントン&コンパニイを夫と共同主宰。
主な訳書にポール・フライシュマン『種をまく人』、リンダ・スー・パーク『モギ:ちいさな焼きもの師』、ヴァレンタイン・デイヴィス『34丁目の奇跡』(ともにあすなろ書房)など。


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